小島やよいのアートママ奮戦記

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「舞い降りた桜」展@原美術館

正式には「舞い降りた桜 ザハ・ハディドと巡るドイツ銀行コレクション」展。
(5/21まで。www.haramuseum.or.jp

日曜日にまた親子3人で行ってきました。
天気がいい日の原美術館は気持ちがいい。

ドイツ銀行コレクションは世界でもトップクラスの、
企業による現代美術コレクション。
それも、大事にしまい込んでおくのでも、美術館を作って展示するのでもなく、
自分たちのオフィスや銀行のなかに作品を飾っている。
そして、まだ評価の定まらない若い作家の作品も積極的に購入する。
「芸術は精神的配当」、そして、
作家を支援することで文化を通した社会貢献をするという考え方なのだ。
ドイツ語圏内の作家の比率が多くはなっているが、
支店のある土地の作家の作品もどんどん買う。
だから日本人作家もたくさんコレクションされている。
今回出品されている日本人は田中敦子、笠原恵実子、やなぎみわの3人。
やなぎみわの映像インスタレーションが「覗き見」感覚でおもしろかった。
オフィスのためのアートだから、美術館のコレクションのような大迫力!
の作品はないけど、原美術館のスケールとも合っていて、心地よい展示。
ライプツィヒ派の雄、ネオ・ラウホの作品は初めて観たが、
おもしろい世界観だなと思った。
あと、日本ではあまり観られないトビアス・レーバーガーの初期の作品とか、
スロミンスキーの珍しくニート(清潔)な感じの作品がおもしろかった。

でも、なんでザハが入ってるの?というと、
昨年、ベルリンのグッゲンハイムで開催されたドイツ銀行コレクション展でも
コラボレートしていたから。
ただ、その時は、大胆に空間を作り込んでいたそうだが、今回は、
原美術館の空間を尊重して、庭に「舞い降りた桜」のような
巨大なオブジェを点在させ、それが館内に余韻としてつながるかたちの
(床に影が点在している)インスタレーションとなっている。
観客の中には、建築界のスーパースター、ザハのインスタレーションを観に来た
建築家や建築科の学生とおぼしき人も多かった。
だって彼女の実作って少ないんだもんね。日本で観られるのは貴重な機会。
実作は少なくても、影響力はきわめて大きい建築家だ。

DSC07887.jpg

RQが「お外で遊びたい!」モードで、館内に入るとイヤイヤしていたけど、
庭に出ると芝生の上を走り回れるのが嬉しくて、
キャッキャいいながら遊んでた。
ザハの白いオブジェが気になるらしく、はり付いてる。
何かをじっと見つめてると思ったら、小さな虫が歩いている。
「むし!」と指で押すと、虫はひっくりかえってパタパタ。
「こわ!(こわれた)」と驚くRQ。じきにまた歩き出したのを見て
ホッとした様子。
あとは庭の隅の草むらで枝拾い。
ガーデンカフェでジュースとケーキもいただいて、満足した様子。
帰りに、伊香保のハラミュージアム・アークで7月から開催される
「ミッフィーと過ごす夏休み 美術館に行こう!」展のチラシをもらって
「ふぃー!」と嬉しそう。
夏になったら伊香保に行こうね。牧場もあるからね。

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