小島やよいのアートママ奮戦記

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上書きしたくない!


先日、ほぼ同じ頃に出産した方とお話ししていて、
0歳、1歳、それぞれの時期のこどもの様子や、
そのとき自分が感じたことなどを大事に取っておきたいのに、
気がつくと「上書きされている」
とおっしゃっていたのがとても印象的だった。


そうなのだ。
0歳(さらに言えば0歳と1ヶ月、2ヶ月…と月齢ごと)のRQ、
1歳のRQ、2歳のRQ、ぜんぶ取っておきたい。
すやすやと平和な寝顔。泣き顔。
仕事を済ませて迎えに行ったときの、輝く笑顔。
初めて声を立てて笑った、寝返りを打った、はいはいした、
「マンマ」と言った、立った、歩いた、熱を出した、…
日々成長していく彼の姿、それに接している自分の気持ち、
できることならぜんぶ保存したい。
でも、メモリーの容量は限られていて、
現在進行形のRQに今のすべての力を注ぎ、
日々の生活に追われていると、
あっという間にデータは上書きされていくのだ。

当然と言えば当然のことなのだけれど、
そしていつか
「あの頃はあんなに可愛かったなあ、大変だったなあ」
と、思い出すだけで満足するようになるのかもしれないけれど、
写真やビデオでは記録しきれない、
今の、この生々しい感じをなんとか、
自分の中に残せないだろうか?
と、切なくなり、なんだか焦っている。
(こうやって書いているだけでも涙が出てくる…)

こどもが愛しいって、そういうことなのかもしれない。

実際は「こどもが可愛くて幸せ!」と思えることばかりじゃないし、
しんどいことも、たくさんあるけれど、
この苦労は買ってでもするべきだ、私の場合は。
もう1回やってもいい…けど、無理なのだ現実は。

それって恋愛とは決定的に違うなあと思う(私の場合は)。
だって、恋愛でも、他のことでも、
「あの頃は良かった」と思うことはあっても、
「あの頃に戻りたい」とは思わない。
でもこどものことなら、
1年前に戻っても2年前に戻ってもいい。
妊娠中に戻ってもいいくらいだ。

そんなことを改めて思ったので、
これからRQを妊娠していたときのこと、
RQが生まれたときのこと、そして今に至るいろんなこと、
その時々で私が感じたこと。
それらを遡って書いていきます。
メモリーが衰えないうちに。
(でも時系列はランダムになると思います。)

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