小島やよいのアートママ奮戦記

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展覧会の秋

このところ大きな展覧会のオープンが相次いでいる。
「大竹伸朗 全景」@東京都現代美術館(〜12/24)
「ビル・ヴィオラ はつゆめ」@森美術館(〜1/8)
「荒木経惟 東京人生」@江戸東京博物館(〜12/24)
・・・・・。

で、オープニングに行ってきました!


大竹展はとにかく、2000点というものすごい質量に圧倒される。
まる1日、開館から閉館まで、休憩を取りながら観るか、
2,3回に分けて観に出かけることをお勧めする。
毎日つくることが、これだけの「もの」になるのか、と驚嘆。
そしてペインティングの大きさと,思いの深さ。
小さい作品ももちろんあるけれど、
やっぱりアトリエが大きいからかな。
小学生の時の作文や、すでに作品という域に達している絵とかコラージュにも驚く。
そして絵本『ジャリおじさん』の部屋。
原画だけじゃなくて、すごいふくらみのある展開。
お嬢さんを描いた絵も、いい。
「ダブ平&ニューシャネル」の音も久々に聴いたら,ガンときた。
11/27のライヴに行きたいーー。

とりあえず、今出ている『エココロ』にプレビューを書きました。
そして11/7発売の『スタジオボイス』にレビューを書きます。

ヴィオラ展は、大竹展のあとに回って失敗。
この二つの組み合わせは避けることをお勧めします。
ヴィオラ展は違う日に、やはり時間をゆったりと取って出かけるべし。
ビデオ作品だから,時間の経過があるわけで(当然)、
それが尋常でない経過なので,スイッチが切り替えられないと
作品の世界に入れない。
しかし超ハイクオリティの,哲学的な作品はやはり世界一,という感じ。
中沢新一さんがトークで「生きている人の視点じゃなくて、
死者の視線」と言っていて,なるほどと思った。
生きている人なら、「その人の視点」が必ずあるわけで、
単純に平板に、人やものを観ることはできない。
それを可能にしてしまうのがビデオカメラの特性,と言っていたけど、
いわばビデオカメラになりきることのできるアーティストが、
やっぱり特異なんだと思う。

ヴィオラ展については,今出ている『スタジオボイス』にレビューを書いてます。

荒木展。
荒木さんの写真って、相当な数を観ているはずなのだが、
それでもまだこんなにあったんだー、とまた驚く。
荒木さんの、荒木さんのでしかない視線。
優しくて容赦のない人なんだな,と思う。
60年代の「さっちん」シリーズがいい。泣けてくる。
こどもへの視線が優しい人は信じられる気がする。

・・・・・。

そして今日は、「A to Z」の最終日。
ということで、クロージングに立ち会ってきます。

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コメント (1)

nanakumi:

お久しぶりです。
土曜日2度目の入院から戻ってまいりました。入院中は「彼と彼女と彼女の・・」草薙くん再放送にはまりました。見ましたか?妻役のリョウがキュレーターになる話。ふぅん。。お引越しされたの?うちも来月下旬までに家を探さないといけないのです。どこかお勧め区ありますかねぇ。
またやすちゃん宅でお会いしましょう☆

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