小島やよいのアートママ奮戦記

« 展覧会の秋 | home | 風邪の季節〜小児科と耳鼻科の話 »

A to Z 閉幕。

10月22日に、弘前の吉井酒造煉瓦倉庫で開催されていた
「奈良美智+graf A to Z」展が会期終了となりました。
最終日にRQを連れて行ってきました。

最終日はもちろん,大混雑。
RQが「中、はいるの、おうちみるの!」と言うので一緒に入ったけど、
途中までで断念した。
カフェでスパゲッティを食べる。
朝から食事らしい食事をしていなかったRQ、もりもり食べる。
アップルパイもおいしかった。弘前の味。

最後の観客が出てくるのを、みんなカメラ(ケータイ)を構えて待つ。
奈良さんと豊嶋さんのあいさつ。
そしてドアクローズ。。。。。
外で,奈良ねぷたのバーニングという儀式も行われて、
「終わったんだなあ」という感慨が、燃え上がる炎と共にみんなの顔を
照らしていく。

場所を移して、ボランティアと出資者、協力者の人たちみんなの
打ち上げパーティーへ。
夫、私とRQも出席させてもらう。
音楽にノリノリで踊り、食べて飲んでご機嫌のRQ。
いろんな人が遊んでくれて、興奮状態だ。
私は、中盤のサプライズに興奮し、RQを抱えたままステージ前でカメラを構え、
まずまずのショットを押さえる。
まだまだ打ち上げは続いていたけれど、さすがに夜10時、
盛り上がる会場をあとにする。

翌日、撤去作業の始まる煉瓦倉庫へ。
夫は仕事。RQと私は、作業がまだ本格的に始まる前にもう一度、
展示を見納め。
打ち上げで奈良さんが言っていたように、
会期中に訪れた7万9千人の人たちの熱気がまだ会場に残っていて、
誰もいないのにたくさん人がいるような,不思議な空間だった。
この展覧会、A to Zというプロジェクトが残したものは、
とてつもなく大きいと思う。
心から願うこと。ボランティア=「やりたい」という思いだけで、参加すること。
共につくるよろこび。
美術が、ひとりひとりの心に灯すことのできる希望の星。
それを、ボランティア参加者も、協力者も、アーティストも、観客も、
等しく受け取ることのできた場であったのだ、と思う。

RQ、「おんなのこ、こわいの、おこってるの」「ワンワン,泣いてるね」
「おめめ,イタイイタイしたの?」と感想を言う。
3ヵ月前、オープニングに来たときとは反応がまた違っておもしろい。
もっと大きくなっても、この空間、この光景を、
記憶の底のどこかで覚えているだろうか?

帰宅して、絵本『ともだちがほしかったこいぬ』を見ていたRQ、
Vサインをしている小犬の絵を指差して
「ワンワン,にちゃい(2歳)なの」。
一瞬、なんのことかわからず、
「あ、そうか、お手てこうやってるもんね、2歳だね、RQとおんなじね」
「RQとおんなじなの」
満足そう。
こいぬとはすっかりおともだち。よかったね。
また、大きなこいぬに、会いにいこうね。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://artmama.lammfromm.jp/weblog/mt-tb.cgi/42