小島やよいのアートママ奮戦記

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シアタープロダクツの現場@パルコミュージアム

「スカートの森」を分け入ると、そこにはシアタープロダクツの仕事場が。
実際、オフィスの家具や仕事道具ごとそっくりお引っ越ししてきたそうだ。
仕事場がそのまま舞台になり、展示になるという、おもしろい展覧会。
もともと、ファッションとアートが融合して、
演劇的な要素を多分に持つ「シアタープロダクツ」だから、
この展開も自然に受け止められてしまう。
きっと「シアタープロダクツって結局、何?」と思っていた人たちも
ふんふん、と納得するだろう。

1/29まで
www.parco-art.com
www.theatreproducts.co.jp

「服を着るのは演劇的な行為」という、
デザイナーの武内昭さんの言葉が、
私自身、この展覧会を観て初めて納得できたかもしれない。
展示構成をgrafの豊嶋秀樹さんが担当していて、
長い付き合いのシアターの「味」をよく引き出している。

もちろん、今までのコレクションに出品していた服もたくさん
展示してあるし、ショーの映像も見られる。
シアタープロダクツの歴史も、今も、よくわかる。
会場で買えるプロダクツ(スカートや日替わりTシャツ、
壁に飾った型からもぎ取るようにひとつずつ出てくるバッグ)もあり。

それにしても、展覧会期中、シアターのスタッフは
本当にこの「仕事場」に出勤して仕事をするのだそうだ。
初日に行ったとき、企画/プレスの金森香さんが
「昨日やってみたらけっこう仕事できたので」と言っていた。
打ち合わせは舞台セットのような応接テーブルと椅子で、
前に置かれた「観客席」に公開される形で行う。
ちょうど新聞の取材を受けているところだったが、
それを数人の観客が座って観ていた。

会期中、定点カメラでこの仕事場は記録されていて、それが
続いて開催される「シアタープロダクツのノンフィクション」
@大阪のgraf media gmで展示される。
東京の展示とはまた違った視点で見られるシアタープロダクツの仕事、も楽しみ。
2/10〜3/11 
www.graf-d3.com

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