小島やよいのアートママ奮戦記

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八谷和彦「OpenSky 2.0」@ICC

昨年12月から開催されていて、あっという間にもう今日まで!
ということで焦って書いています。

展覧会エントランスには
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と、わざわざ書かれている。
ふつう、展覧会場では禁止、あるいは歓迎されないことを
すべてオッケー、としているわけで、
このことからも作家の「オープン」な意気込みが感じられる。
http://www.ntticc.or.jp/Exhibition/2006/OpenSky/index_j.html

『インビテーション』(3月号)にも書いたのだが、
観客がみんな楽しそうだ。
こどもも、大人も、こどもと大人の間の人も。
アート好きと思われる人、
アニメ好きと思われる人、
飛行機やメカ好き、あるいはその専門家と思われる人、
それぞれがそれぞれに楽しんでいる、という雰囲気が
本当にオープンで、和やかなのである。
そしてそれぞれが会場から立ち去りがたい感じで、
東京ピクニッククラブの本物芝生ベンチに座ったり、
2Fから会場を眺めたり、おしゃべりしたりしている。
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乗り物好きのRQも楽しんでいる。
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自由に空を飛ぶ。
たとえばメーヴェを自分で作って、それに乗って空を飛びたい。
という空想は、誰でもできるものだ。
それを現実にすることは、誰にでもできることではない。
八谷さんは、飛行機の機体制作の専門家や、その他
「夢=空想」の実現を共に願う人たちと試行錯誤を繰り返し、
カポエイラを習って自分の肉体を訓練し、
多くのお金と時間をかけて、
今、夢の実現の一歩手前にいる。
展示は、それが「実現しました」という記録ではなくて、
夢を実現しようとするプロセスを見せている。
だから意味があるのだ。
夢を実現しようとすることは、誰にも共有できる。

そして、「空は誰にも開かれた、みんなのもの」
と、何となく思っているけれど、実はそうではない現実を
認識させられるプロジェクトでもある。
さまざまなフェイズがある…。
「OpenSky 3.0」がどうなるのか、楽しみだ。
無事の遂行を心から祈る。


ところで、
会期中に、八谷さんと「アートママ対談」を行いました。
八谷さん、ある意味、理想のパパ(=理想の、子育て中の夫)。
そして発明系アーティストならではのお子さんへの視線が
とても興味深く、対談というよりお話に聞き入ってしまいました。
こどもを交えた4ショットも、森本美絵さんに撮ってもらった!
そのうちお目見えすることと思いますので、乞うご期待。

八谷さんのもうひとつの展覧会は3/31まで開催中!
http://www.mujin-to.com

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