小島やよいのアートママ奮戦記

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A to Z Memorial Dog イン弘前

遅ればせながら、
10月21日に誕生した、A to Z Memorial Dog を見てきたご報告です。

昨年、弘前の吉井酒造煉瓦倉庫で開催された
「奈良美智+graf: A to Z」展については、何度も何度も書きましたが
終了から一年後、そのメモリアルとなる奈良さんの作品が、
会場となった煉瓦倉庫前に設置されました。

すべて民間から集めたお金でまかなったプロジェクト。
Memorial Dogの製作費は、その収益金から出ています。
改めて、すごいプロジェクトだったなあと思いながら、
「お誕生会」除幕式に集まった約600人の人たちの嬉しそうな顔を見て、
昨年の、プロジェクトの熱気の感覚がよみがえりました。
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除幕してしばらくは、眼のところにバンソウコウが。
集まった人たちみんなで紐を引いて、バンソウコウを取りました。

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お目見え。全長4.5m、高さ3m、重量1トン。鋳造アルミニウムにウレタン塗装。

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たちまち人波が押し寄せる。

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お尻が好き♪

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煉瓦倉庫前は弘前市が管理する緑地公園になってます。

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夕日を浴びて、輝く君。


A to Z のような、美術館でもない、キュレーターもいないプロジェクトを見ていると、
良い展覧会を作るのに、キュレーターなんて必ずしも重要じゃないなと思うのです。
キュレーター指導型の、キュレーターの作品のような展覧会を観て、
なるほどと思うことももちろん、たくさんあるけれど、
作家が本当にやりたいことが、できているのかなあと思ってしまうこともある。
だから個展か、個展に近い形式で、作家がやりたいことが明確に見えている時、
それが一番、説得力のある展覧会になっているように感じることが、最近多いです。

もちろん、A to Zは奈良美智でなければ実現できなかったプロジェクトです。
奈良さんという作家がいて、彼の出身地である弘前に、吉井さんという
煉瓦倉庫のオーナーがいて、
そして奈良さんの作品と人柄に魅せられたたくさんの人たちがいて、
grafという仲間がいて、
という必然が重ならなければ、実現できなかった。
でも、そういうことができたということに、勇気づけられる。
Memorial Dogが静かに佇む姿に勇気づけられます。

ところで雪の中に佇むMemorial Dogの画像が、
少し前の山田スイッチさんのブログにアップされています。犬の表情がイイ!
http://yamadaswitch.ameblo.jp/yamadaswitch/entry-10056312480.html
白い雪の中の、白い犬。いつか会いに行こうと思います。RQと一緒に。

あっ今日は奈良さんの誕生日。おめでとうございます♪

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